ハードディスク

富士通 FMV-U55HR が起動しない

FMV-U55HRが突然使えなくなった

東京都I様

塾の仕事で使っていたパソコンが起動しなくなった。データのバックアップもとっていなかった。生徒さんのデータが入っていて授業のスケジュールなども入っている。メールなど含め急ぎ修理復旧して欲しい。

ハードディスクが故障しかかっていました。

とりあえずお客様事務所にお伺い。電源をいれるとFujitsuのロゴが表示された後に電源が切れる症状を確認。動きがかなり遅かったとの事で前からこうなる兆候があったと診断。排熱がうまくいっていなかったので内部が高熱になりハードディスクも劣化したと予想。全体的にホコリっぽかったので早速分解。分解した結果ファンにホコリが付いており固まりかけていることを確認。やっかいな事が。このパソコンファン周りの脱着をするのに、完全に分解しないと作業ができません。キーボード側のアッパーケースを外し、それからマザーボードが上下逆についているのでロアーケースから取り外し。ようやくファン周りが目視できる様になったのでCPU上のヒートシンクを取り外してみたところヒートシンクとCPUを密着させるグリスが固まっていました。こうなると排熱効率がかなり悪くなっている事がありますので、古いグリスをすべて取り去り再塗布。ファンの清掃後ハードディスクを除き仮組みしてみたところ問題なく通電。ハードディスクのチェックをしたところ熱が原因で変色もはじまっていたのでハードディスクからSSDへ交換。交換後Windowsを再インストールしオフィスも合わせてインストール。その後データ移行をしメールの設定を行いました。フリーソフト等もつかっていたとの事でしたが、そちらはご自分で作業されると言うことで作業完了。

Mac mini 2014が?が表示され起動しない

Macがはてなマークを表示し起動しない

東京都S様

仕事で使っていたMac miniが起動しなくなった。メーカーのサポートセンターに連絡し指示を受け操作。何をやっても改善せず、最初の頃と違う動作をしたので怖くなり中断。そろそろ買い替えをしようと思いバックアップ中に起動しなくなり今までのかなりの年数のデータが入っている。本体よりもとにかくデータを救出して欲しい。

内臓のドライブが物理障害にて起動不可でした。

お預かりし診断開始。通電するとご相談通りフォルダに?マークが表示され起動不可。

構成をお調べしたところ、フュージョンドライブと言われているSSDとハードディスクを内蔵しているモデルでした。底の部分から分解を始めると内部の金属の蓋が熱で焼けたような変色を確認。ここで問題発生、Macは分解するためのドライバが特殊なタイプでプラスやマイナスドライバでは分解不可です。ただし当店はMacのトラブルもご相談頂いていますので、気にせず分解しようとしたところ、特殊なネジがはまっており作業中断。使えるものはありましたが、熱でガッチリと噛んでいたので、レンチを用意。到着後作業再開。まずはSSDから診断。SSDは完全に故障しておりこのままですと復旧不可。お客様に確認したところデータはハードディスクに保存していたとのこと。ロジックボード配下にハードディスクがありますので完全に分解。ようやく取り出したハードディスクの診断を開始したところカチカチ異音が発生。一旦診断環境から取り外し対処。フォルダ類が全く確認できなかったので、ディスクユーティリティで確認をと思い他の機材でみたところマウントできず。ただし以前この状態でもデータ復旧できたことがあるので、イメージ化し再作業。残念ながらフォルダ構成の復元は不可。ただしデータの中身は確認できるものもあることが分かり、可能な限りデータを取り出しお預かりしたハードディスクに格納。ファイル数が多いためにすべての確認は不可でしたが、何もなくなるよりは全然良いとのお言葉を頂戴し作業終了。

DELLのパソコンに入っていたハードディスクが認識しない

Toshibaq_HDD_1TB_DT01ACA100

デルのパソコンに入っていたHDDから異音、認識不可。

Toshibaq_HDD_1TB_DT01ACA100

Toshiba DT01が認識しない

東京都帰宅 T様

仕事で使っていたDELL Vostroが起動しなくなった。詳しい人に教えてもらい他のPCでデータを取り出そうと思いやってみたが、データが見られない。調べてみたら認識していなかった。バックアップをとる矢先の事で貴重なデータが見られない。なんとかデータを復旧して欲しい。

物理故障ヘッドクラッシュしていました。

早速お預かりし診断開始。ハードディスクは東芝のDT01ACA100。おっしゃられた通り認識していない。スピンアップ時に異音がかすかに聞こえたので、許可を頂き分解。考えていた通りヘッドクラッシュが原因で認識不可となっている事を確認。幸いな事にプラッタ(HDD内部の円盤)に傷がなかったので、ヘッド交換後再度組み直し接続したところ認識可能。データはほとんどUser配下にあるという事でしたが、会計システムのデータが多数あるとの事で、可能な限りファイルを取り出し対処。作業後確認して頂きましたら、全て必要なデータが入っていたとの事。このハードディスクが入っていたパソコンはリモートで使う事も多く異常に気がついていなかったとの事でした。嫌な予感がしたので他の方に電源をすぐに切って頂いていたとお聞きしていましたが、それが幸いして復旧不可になるところを防ぐ事ができました。リモートだと異常に気が付きづらい事も多いので皆様もお気をつけ下さい。

 

上書きしたExcelのファイルを復旧

エクセル上書き、データ復旧、復元
エクセル上書き、データ復旧、復元

エクセルで作成していたデータを間違えて上書き保存した。

エクセルで顧客データを管理していた。データを整理している時に誤ってデータを削除したまま、上書き保存してしまった。5年以上のデータが無くなってしまった。バックアップも無いので復旧復元して欲しい。

結果:上書きしたエクセルのファイルを無事復旧

ご相談後一旦パソコンの電源を切って頂く。なぜかと言いますとWindowsが起動しているだけでも上書きが進んでしまうので電源を切断する事は必須の作業です。間違えても当該パソコンに何かをインストールするとかはもってのほかです。お客様のパソコンのメモリが少ない事もあり、速やかにシャットダウンして頂き到着をお待ち頂きました。通常ハードディスクを取り外してから作業を開始しお預かり致しますが翌日もパソコンを使わないといけないとの事でしたので、経年劣化していて動作がかなり遅くなっていたので、他のドライブをあらかじめご用意しまるごと同じディスクを作成し、作成したディスクをパソコンに入れ翌日の作業を行えるようにしてから、ドライブをお預かりし持ち帰って作業開始。現場でも確認済みでしたがクラウド系のサービスが動いていなかったので、作業時の状況から一時ファイルを探し復旧を試みるが残念ながら作業不可。ただしおおよその作業時間が判明した為、差分で作業を復元作業を行ったところ該当のファイルを数件復旧。深夜でしたので翌朝確認頂いたところ、削除する前のデータが揃っている事が紙の資料から確認。無事復旧完了となりました。今回ハードディスクでしたので何とか復旧できましたが、SSDの場合かなり難しい作業になると思われます。

Maxtor ハードディスクが認識しない

古いMaxtorのハードディスクからデータを取り出したい

10年以上前に使っていたデスクトップパソコンに入っていたMaxtorのハードディスクからデータを取り出して欲しい。自分でアダプタを購入し試してみたが全く認識しない。

認識しないMaxtorのHDD復旧できました。

Maxtorのハードディスクをお預かりする際に購入されていたUSBのアダプタをお持ちになられていたので認識しない原因を探るためにもアダプタもお預かり。

最近ではほとんど見かけなくなったIDEのハードディスクでした。

ハードディスクのコネクタは現在主流のSATAタイプか今回お預かりしたハードディスクのコネクタが無数のピンで作られているIDEに分かれます。

一緒にお預かりしたアダプタを試したところ動作しませんでした。ジャンパを設定しても動作不可。こちらの備品で接続したところモーターの回転を確認。少々問題がありましたが、無事認識させたところ、今度は不良セクタによるエラー。エラーに対処し復旧希望のフォルダのデータを復旧。お客様の作業時に認識不可、動作しないと聞いており完全に物理故障していないか気がかりでしたが無事作業完了となりました。